「不動産購入時の流れについて、その5」
こんばんは。
今日は比較的、暖かい陽気でしたね。
ここ千葉市花見川区は最高18度になったようです。
明日は、一転、寒くなるようで最高7度の予報です。
皆様、コロナ同様お気をつけ下さい。
さて、前回の続きです。
「住宅ローン契約(金銭消費貸借契約)」
住宅ローンの融資承認がおりましたら
金融機関との間で、住宅ローン契約を締結いたします。
この際、購入する物件の住所にあらかじめ住所変更しなければなりません。
新住所での住民票と印鑑証明書が必要となります。
なかには、買主様の事情(お子様の学校の件など)で
住所変更できない場合もあるかと思いますが
その際は、金融機関にご相談下さい。
また、この際、給与振込先が当該金融機関の場合
金利優遇が最大幅で受けられる可能性が高くなります。
逆に言うと、給与振込先が変更できない場合は
現在、ご利用の金融機関で住宅ローンの手続きをしなければ
ならない場合があります。
なお、都市銀行の場合は必ずしも給与振込先口座が
なくても、金利優遇が受けられるようです。
「建物の内覧会」
住宅ローン契約と相前後して、新築建物の内覧会を行います。
これは、売主様、買主様、仲介業者の3者で、建物の傷、汚れ
不具合などがないかを引き渡し前にチェックします。
そして、引き渡し前に売主の責任と負担において、修復して頂きます。
なお、引き渡し後に発見した場合は対応不可となりますので
ご注意下さい。引っ越しの際についた傷・汚れなども対応不可です。
皆様、目を皿のようにしてチェックしております。
もちろん、私も老眼を駆使してチェックさせて頂きます。
「残金決済(残代金の支払い、所有権移転登記、物件カギ引き渡し)」
さて、いよいよ最終段階です。
購入物件が決まってから、契約から残金決済まで
おおよそ3週間で以上の事柄を行わなければなりません。
ほぼ、毎週のお休みを利用して対応しなければなりません。
金融機関によっては、土・日でも対応可能となっている場合が
多くなってきている為、買主様におかれましても
平日お休みとらなくても対応できるかと思います。
この残金決済では、以下の事柄を行います。
買主様の指定する日時(平日の午前中が多い、金融機関があいている時間帯)に
売主様、司法書士さん、仲介業者が金融機関に集まります。
通常、銀行の応接室のような場所で行います。
まず、初めに名義変更の為の必要書類(売主側の登記済権利証(登記識別情報)
印鑑証明書(会社の場合は、資格証明書)が完備しているかどうかを
司法書士さんに確認していただきます。買主様は、住宅ローン契約の際に
銀行がお預かりした書類を司法書士さんがお預りします。
そして、司法書士さんに対する委任状に双方、署名・捺印を実印で行います。
これで、所有権移転のための手続きが終了です。
最後に、「融資実行」と言いまして、買主様の口座に住宅ローンの
借入額が入金されます。その中から、残代金、固定資産税清算金は
売主様の指定口座に振込の手続きを行います。
また、建物表示登記費用は土地家屋調査士の指定口座に振込ます。
登記費用は、司法書士さんに現金で支払います。
なお、司法書士さんによっては振込の場合もあります。
そして、借り入れした住宅ローンの大金が右から左へと流れていきます。
なお、銀行側の諸費用は住宅ローンから差し引きされて入金となります。
以上の手続きが終えてから、待っている間に売主様から買主様に
カギの引き渡し、諸設備の取り扱い説明書の引き渡しなどが行われます。
銀行が手続きを行ってから、待機時間が約30分から1時間ぐらいかかります。
月末などは混雑しますので、時間がかかるようです。
銀行の担当者が手続きを終えて、席に現れましたらようやく終了となります。
これで終わりではなく、買主様にとっては新生活の始まりとも言えます。
通常、翌月から住宅ローンの支払いが始まります。
私達、不動産会社にとっても「お付き合い」の始まりです。
将来、不測の事態などがあればお気軽にご連絡下さい。
今回のシリーズ「不動産購入時の流れ」も今回で終わりです。
簡単ではありましたが、わかりやすい記事を目指しました。
ご不明な点や疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
前回の記事はこちら 「不動産購入時の流れ その4」
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