「火災保険」
不動産を購入する際には、必ず「火災保険」に加入することをおすすめいたします。
私が担当したお客様で以前、マンションの室内で火災を起こしてしまったことがあります。
新聞にも出ていたのですが、寝タバコによる失火でした。
ほぼ全焼のようでした。お客様のご家族にはケガ等がなかったのがせめてもの救いでした。
幸いにも「火災保険」に加入されておりましたので、後日、室内を復旧しまして
新築のようにリノベーションされました。
残念ながら、そのお客様は後日、売却されました。
事情が事情だけに、引き続き、住み続けるのは忍びなかったのではないかと思います。
保険は、「火災保険」も「生命保険」もまさかのために加入すべきものです。
ただし、その保険金額が過度になってはならないと思います。
もちろん、保険料も高価になります。
火災保険は、建物と家財を別々に契約します。
建物の場合、保険金は保険価額(時価額)に基づいて支払われますが
価額協定保険特約を付加することにより、再調達価額(新価)での契約が可能です。
建物は再調達価額を基準として、家財については再調達価額基準もしくは時価基準で
設定し、事故発生時には実損払いで保険金が支払われます。
地震保険の対象となるのは、住居用建物(専用住宅および併用住宅)および家財です。
地震保険単独での契約はできません。住宅火災保険もしくは住宅総合保険に付帯して
契約します。保険料は、建物の構造、所在地により異なります。
補償内容は、地震・噴火・津波を原因とする損害が補償の対象となります。
保険金額については、主契約保険金額の30~50%の範囲内で設定しますが
建物で5000万円、家財で1000万円の上限があります。
全損の場合は、保険金額の全額、大半損の場合は60%、小半損30%
一部損の場合は5%が支払われます。
尚、当社は三井住友海上火災保険株式会社の代理店です。
「GKすまいの保険・スーパーロング」の火災保険に10年間で
加入していただくお客様がほとんどです。
最近は、地震保険にも加入される方が多いです。
1年づつ入るよりも10年間の長期で加入されるほうが割安です。
地震保険は5年が最長です。
パンフレットによりますと、実際のお支払い件数の割合は
破損、汚損等が約47%(例:自動車が飛び込んできて、建物がこわれた。
家具をぶつけてドアをこわした。)
風災、ひょう災、雪災が約35%(例:台風やひょうで窓ガラスが割れ建物が
損害を受けた。)となっております。
なお、詳細につきましてはパンフレットを参照しながら
ご説明させていただきます。
「火災保険」は必須というお話でした。
こちらもご参照下さい。
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