「不動産の査定について」
夏の高校野球も本日、決勝戦が行われました。
履正社高校のナインの皆様、おめでとう御座います。
星稜高校の皆様もお疲れ様でした。奥川君の今後が楽しみですね。
さて、お盆が過ぎたこの時期から、徐々に不動産の売却に関するご相談が増えます。
と言いますか、増えてほしいのが本音です。
お盆の時期に実家に家族や親族が集まり、不動産のことについて色々と相談されるケースが多いようです。
親御さんが一人になったので、売却し息子夫婦や娘夫婦と同居を考えている。
一人では戸建てが広すぎて、持て余してしまうのでマンションに買い替えたい。
または、戸建てやマンションを売却して老人ホーム(介護施設)に入りたい。
売却せずに貸したい。
と言った希望があるようです。
不動産の売却について、何から始めればよいのか良くわからないのが実情ではないでしょうか?
そこで、具体的にどのようにすればよいのかを分かりやすくお話したいと思います。
まず、我が家がいくらぐらいで売れるのかを知ることが大事です。
売り主としてはより高く売りたいものです。
一方、買主はより安く買いたいと思うものです。
利益相反の関係にあるわけです。
そこで、我が家の相場はどれぐらいなのかを知るために不動産会社に査定依頼をするわけです。
現在は、一括査定というシステムがいくつもあります。
これはある程度の個人情報や不動産の情報などを入力し、査定依頼しますとすぐに連絡がきます。
そのうえで、机上査定などの簡易査定でいいのか、もしくは訪問査定でしっかりと査定金額を出してもらうなどの方法があります。
「一括査定の問題点」
気をつけたいのは、あまり多くの会社に査定されると電話やメールがどんどん来ますので、わずらわしくなります。3社ぐらいが良いのではないでしょうか?
また、ライバル会社と比較される場合も想定して、高めに査定価格を出す会社もあります。(これが一括査定の弊害です。)
その場合、担当者に「本当にこの価格で売れるのか?」念押しして見てはどうでしょうか?
返答があやしいようであれば、その会社は避けたほうが懸命です。売却の依頼を取りたいだけかもしれません。
できれば一括査定ではなく、大手不動産会社、中堅不動産会社、そして地元の不動産会社(当社のような)を選んで3社ぐらいに査定依頼するのが良いのではないでしょうか?
その上で、信頼できそうな会社にお願いするのが良いと思います。
査定価格については、依頼した物件所在地の近隣の成約事例をもとに査定金額を出してもらうのが良いでしょう。
ただし、その成約事例が特殊事情(事件・事故など)がないことが前提です。
戸建ての場合、建物については建築後経過年数やグレード、リフォーム経歴などによって
価格を出してもらうのが良いのではないでしょうか?
マニュアルどおりに査定されると安めになってしまうので、気をつけたいところです。
マンションの場合は、同一マンションで成約事例がある場合は比較的、査定金額は出しやすいものです。
いずれにしましても、その時の市況によって多少違います。
東日本大震災の直後は非常に厳しい状況でした。
当時と比較しますと、だいぶ上向いてきたと思います。
バブルの再燃は無いと思います。あの時は異常でした。
長くなりましたので、この続きはまた書いてみたいと思います。
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